皆さん、こんにちは。不動産売却活用事業部の舘上です。
今回は『転勤で引越し!?不動産における賃貸管理とは?』について説明いたします。
マイホームを持たれている方で、急な転勤などで引越しされた場合、家を空けることを余儀なくされる人は少なくありません。
せっかく購入したマイホームなのに、ローンだけ支払って誰も住まない状態にしておくのはもったいないですよね。そんなときにおすすめなのが、自宅を賃貸物件として貸し出す方法です。
今回は自宅を貸し出すメリット注意点をお伝えします。
【メリット】
・収入の確保
借主から定期的な家賃収入が得られるため、固定資産税の支出を賄えます。
・将来的に再び住むことができる
空家になった際など、自分またはお子様など親族にて再び住むこともできます
・資産の維持
空き家にしておくよりも、家を賃貸することで家の状態を維持しやすくなります。
定期的に住む人がいることで、建物の劣化を防ぐことができます
【家を貸し出す時の注意点】
・賃貸契約書の作成
賃料、敷金、礼金、契約期間、更新条件、解約条件、修繕の責任などを明記しする必要があり、作成が必要になります。
・管理業務
家賃滞納や設備の故障などあった場合、対応が必要になります。
・所得税
金額によりますが5%~最大45%の所得税が発生します。※金額によって控除もあり
・住宅ローンを組んでいる方は要注意
住宅ローンはその用途以外に使用出来ません。実は勝手に賃貸すると契約違反の可能性も!
場合によっては賃貸用住宅ローンや他の金融機関に借り換えが必要になります。その際の金利は高くなるので注意が必要になります。
・定期借家でないときは戻れなくなることも
普通賃貸借で契約すると、正当な理由なしには契約更新を拒めまないからです。ただ定期借家契約の場合は借主が見つけずらくなります。
貸主の都合で契約更新拒絶できるので、借主からしてもリスクになるので敬遠されるケースや賃料を相場より低くしないと決まらないケースもあります
【管理方法】
①管理委託
家賃集金や修繕手配、契約書作成など面倒な事を不動産業者に委託出来ます。ただ管理料は発生するので経費が必要です
②サブリース
不動産業者に貸して、不動産業者が転貸する形式です。メリットは空室でも家賃収入が得られますが、ただ空室リスクを不動産業者が負担するため賃料は低く設定する形になります。
③自主管理
自分で管理するため管理料は発生しません。ただ複数の業務を自分で行う形になるので手間と時間がかかります
【費用】
・クリーニング費用、修繕費用
ルームクリーニングや畳交換など入居前、そして入居中起きた故障など修繕費用が発生します
・火災保険
隣の家で火事が起きても貰い火しても損害賠償請求はできません。自分の建物は自分で守るためにも必ず加入しましょう
・管理料
相場は家賃収入の5%~7%+消費税。管理の手間によっては変動するケースもあります
いかがだったでしょうか?貸しに出すといっても様々なメリットデメリットがあります。
家賃収入が得られ再び住めるなどメリットもありますが、長期空室になる可能性や自主管理していて入居者とトラブルになるケースもあります。
家賃設定や管理方法など複雑な事も多いので注意が必要です。
弊社では売買の他に賃貸業務や管理業務など行っています。家賃設定や成約する部屋の条件、物件の管理含めたご相談が可能です。
ご興味がある方は気軽にご相談くださいませ。
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