こんにちは!不動産売却活用事業部の縄稚(なわち)です!
不動産を売却する際、誰もが「できるだけ高く売りたい」と考えるのは当然ですよね。しかし、実際に高値で売却できるかどうかは、さまざまな要因に左右されます。今回は、売却時の手残り金額を増やすために必要な知識と、相場価格と高値売り出しのリスクについて解説します。
相場価格の売り出しと高値売り出しの違いとは?
まず、相場価格での売却とは、そのエリアや物件の市場価格に基づいた価格設定を意味します。この価格で売り出すと、物件が比較的早く売れる可能性が高いです。一方、高値で売り出す場合、相場よりも高い価格を設定し、より多くの利益を狙いますが、売れ残るリスクも伴います。
シミュレーション:相場で売り出す場合と高値で売り出す場合の比較
以下のシミュレーションで、売り出し価格と手残り金額の変化を見てみましょう。
1. 相場で売却(価格:800万円)
- 売却期間:1週間
- 手残り金額:750万円(諸費用・税金を除いた金額)
2. 高値で売り出し(価格:1,000万円)
- 売却期間:3ヶ月以上
- 売却価格の調整:900万円 → 800万円
- 手残り金額:750万円(諸費用・税金を除いた金額)
このシミュレーションからわかるように、高値で売り出した場合でも、最終的には相場価格に近い金額でしか売れない可能性が高く、結果的に手残り金額も同じ、または少なくなるリスクがあります。
なぜ高値で売り出すと手残りが減るのか?
高値で売り出すと、以下のようなリスクがあります:
- 売却期間の長期化:物件が売れ残ると、月々の管理費や固定資産税などがかかり、手残り金額が減少します。
- 価格の引き下げ:最初に高値を設定してしまうと、反響が少なくなり、結果的に価格を引き下げざるを得ない状況に陥ることがあります。
- 反響の減少:高値で売り出した物件は「割高」と見なされ、購入希望者からの反響が少なくなることが多いです。
最適な売却戦略とは?
最適な売却戦略は、相場に基づいた適正価格での売り出しです。これにより、迅速に物件を売却し、手残り金額を最大化することができます。もちろん、物件や市場の状況に応じて高値での挑戦も可能ですが、その場合は長期戦を覚悟する必要があります。
不動産の売却は一生に何度もない大きなイベントです。プロの意見を参考にしながら、最適な戦略で売却を進めましょう。私たちは、皆様の大切な資産を最大限に活かせるよう、誠心誠意サポートいたします。お気軽にご相談ください。
以下のようなことでお悩みの方も、ぜひご相談ください。
・福山市にお住まいの親御様から物件を相続したが福山市に行くことがなく、今後住む予定もないため売却を検討している。
・他県に転勤で引っ越しが決まり、当面戻る予定もないが、家(マンション)をどうしたら良いか分からない。
など、お困りごとのご相談からでも構いませんのでお気軽にご連絡ください。
物件の査定から活用方法のご提案、その際のお手続きなど、誠心誠意お手伝いさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
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LIFUKU福山売買センター
中国バス不動産株式会社
縄稚 宏平(なわち こうへい)
TEL: 084-999-3603
住 所:福山市御幸町上岩成856-1
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