皆様こんにちは！
今回は、売主様目線での不動産売却時のトラブル事例とその事前対策をお伝えいたします。
大切なご所有不動産の売却時にトラブルは避けたいですよね？
売主様、買主様双方に気持ちよくお取引していただけるよう我々が最後までサポートさせていただきますのでお気軽にお申し付けください。
以下、実際にあったトラブル事例集とその事前対策方法です。
1. 価格交渉でのトラブル
事例: 売却価格を設定して売りに出したところ、予想以上に値引き交渉が多く、希望の価格で売却できなかった。特に、購入希望者が低すぎる価格を提示したり、複数回の値下げを要求してきた場合、売主はどう対処すべきか困ることがあります。
対策: 事前に市場の相場や適正価格をしっかり調査し、値引き幅を想定して価格を設定することが重要です。また、不動産会社との協力により、交渉の際に適切な対応を図ることがトラブルを回避するポイントとなります。
2. 契約不履行のトラブル
事例: 売却契約が成立し手付金が支払われたにもかかわらず、購入者が契約を途中で解除したり、代金の支払いが滞った場合。特に、住宅ローンの審査が通らなかったり、急な事情で購入者が手続きを進められなくなるケースが発生します。
対策: 契約時には、手付解除に関する条件を厳密に確認し、契約書に記載されている違約金や損害賠償の取り決めを明確にしておくことが重要です。また、購入者の資金計画やローン審査の進捗状況についても事前に確認することがリスク管理につながります。
3. 物件の瑕疵（欠陥）に関するトラブル
事例: 物件の売却後に、購入者から「見えないところに欠陥があった」として、修繕費用や賠償を求められるケースがあります。例えば、配管の漏水や基礎のひび割れなど、売主が把握していなかった瑕疵について責任を問われることがあります。
対策: 瑕疵担保責任の期間や範囲をしっかりと確認し、売主としての責任を最小限に抑える契約条件を整えることが必要です。また、事前に物件の調査や点検を行い、問題点があれば購入者に開示することがトラブルの予防策となります。
4. 引渡し後の設備トラブル
事例: 物件引渡し後に、エアコンや給湯器などの設備が故障していることに気づいた購入者からクレームが発生するケース。売主としては、引渡し前に正常に動作していたと認識していたものの、引渡し後にトラブルが発覚することがあります。
対策: 設備の状態については、事前に詳細なチェックを行い、問題があれば修理や交換の対応を行っておくと安心です。さらに、売却時に設備表を用意して、どの設備が引渡しの対象であるかを明確にしておくことが推奨されます。
5. 隣人や地域住民とのトラブル
事例: 売却した物件が引渡し後に隣人との境界線や騒音に関するトラブルが発生し、購入者から売主に責任を追及されることがあります。売却後であっても、売主がトラブルの原因とされた場合、対応に苦慮するケースがあります。
対策: 境界線に関する問題や、地域の住民との関係については、事前に売主側で確認を行い、必要であれば弁護士などの専門家に相談することが重要です。売却前に購入者に対して物件周辺の状況をできるだけ正確に伝えることも大切です。
6. 節税や税金に関する誤解
事例: 不動産売却に伴う税金（譲渡所得税など）について、売主が適切な知識を持たず、思わぬ税負担が発生してしまうことがあります。特に、マイホーム特例の適用条件や、売却益に対する税率について理解が不足していた場合、後で大きな負担となることがあります。
対策: 不動産売却に伴う税金については、専門の税理士や不動産会社のアドバイザーに相談し、事前に適切な申告や特例の適用を確認しておくことが重要です。また、税金対策として売却時期を慎重に検討することも有効です。
このように、不動産売却時のトラブルは事前にしっかりとした準備と確認を行う事で、そのほとんどが回避できます。
売却活動の際には私たちも事前に調査や確認、準備をしっかり行ったうえで売主様と協力して売却活動を開始いたします！
まずは調査や確認のご依頼からでも構いませんので、気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。
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ＬＩＦＵＫＵ福山売買センター
中国バス不動産株式会社
大下 翼（おおした つばさ）
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