セミより怖い!?空き家で増える害虫被害と資産価値
江草 澪

こんにちは、LIFUKU福山売買センターの江草です。
夏になると、あちこちでセミの鳴き声が聞こえてきますね。
しかし、空き家を所有されている方にとって、本当に気を付けたいのはセミではありません。
実は、人が住んでいない空き家ほど、害虫が発生しやすい環境になってしまうことをご存じでしょうか?
今回は、空き家で起こりやすい害虫被害と、不動産の資産価値への影響についてご紹介します。
夏の空き家は害虫にとって快適な住みか
人が住んでいる住宅では、
・定期的な換気
・掃除
・庭の手入れ
・水回りの使用
などが自然と行われています。
一方、空き家になると、こうした管理の機会が減るため、湿気や汚れがたまりやすく、害虫が繁殖しやすい環境になってしまいます。
特に夏場は気温や湿度が高くなるため、害虫被害が増えやすい季節です。
空き家で発生しやすい害虫とは?
代表的な害虫として、次のようなものが挙げられます。
シロアリ
シロアリは木材を食べるため、気付かないうちに床下や柱など、建物の構造部分まで被害が広がることがあります。
被害が進行すると、大規模な修繕が必要になり、売却価格にも影響する可能性があります。
ハチ
ハチは軒下や屋根裏など、人の目が届きにくい場所に巣を作ることがあります。
内見に来られた方や近隣住民に危険が及ぶ可能性があり、放置すると近隣トラブルにつながることもあります。
ゴキブリ・ムカデなど
湿気や落ち葉、汚れがたまった環境を好むため、長期間管理されていない住宅では発生しやすくなります。
室内で見つかると、購入希望者に不衛生な印象を与えてしまう可能性もあります。
害虫被害は売却価格にも影響します
「害虫くらいなら大丈夫」
そう思われる方もいらっしゃいますが、害虫被害は売却活動にも大きく影響することがあります。
例えば、内見時に、
・ハチの巣が見つかった
・ゴキブリやムカデが出てきた
・シロアリ被害の跡があった
・室内に異臭や湿気があった
となると、購入希望者は建物の管理状態に不安を感じてしまいます。
その結果、
・購入を見送られる
・修繕費を理由に値引きを求められる
・売却期間が長引く
・建物の評価が下がる
といった可能性があります。
害虫が一匹いたことだけで価格が下がるわけではありませんが、その背景にある管理不足や建物の劣化を心配されることが問題なのです。
放置を続けると「特定空家等」になる可能性も
空き家の害虫被害は、建物の中だけの問題ではありません。
ハチや害虫の大量発生、庭木や雑草の繁茂、建物の破損などによって、周辺の生活環境に悪影響を及ぼす状態になると、自治体から改善を求められる可能性があります。
また、放置を続けることで「特定空家等」になるおそれがある空き家は、その前段階で「管理不全空家等」と判断され、自治体による指導や勧告の対象となる場合があります。
特定空家等とは、主に次のような状態の空き家です。
・倒壊など、著しく保安上危険となるおそれがある
・衛生上、著しく有害となるおそれがある
・管理不足により、周辺の景観を著しく損なっている
・害虫や雑草などにより、周辺の生活環境を乱している
自治体から勧告を受けると、その土地に適用されていた住宅用地の固定資産税に関する特例が受けられなくなる可能性があります。
小規模住宅用地では、固定資産税の課税標準が6分の1に軽減されていますが、この軽減措置が外れることで、税負担が大きく増えるおそれがあります。
なお、実際の固定資産税額が必ず6倍になるわけではなく、土地の評価額や負担調整措置などによって異なります。
さらに、特定空家等に対する改善命令に従わなかった場合には、行政代執行によって建物が撤去され、その費用を所有者へ請求される可能性もあります。
「まだ倒れそうではないから大丈夫」
「虫が出ているだけだから問題ない」
そう思っている間にも、空き家の管理状態は少しずつ悪化しているかもしれません。
害虫の発生は、内見時の印象を悪くするだけでなく、建物の劣化や近隣トラブル、将来的な税負担の増加につながるサインの一つです。
「まだ大丈夫」なうちにご相談ください
空き家は、状態が悪化してから対処しようとすると、
・害虫駆除
・建物の修繕
・庭木や雑草の伐採
・残置物の撤去
・清掃や消臭
などに、多くの費用がかかる可能性があります。
売却するかどうか決まっていなくても、早い段階で現状を確認しておくことで、
・定期的に管理を続ける
・修繕して活用する
・仲介で売却する
・不動産会社に買い取ってもらう
といった選択肢を比較できます。
LIFUKUでは、
・空き家の現地確認
・売却査定
・空き家管理に関するご相談
・仲介による売却
・当社による買取
まで、お客様の状況に合わせて幅広くご提案しております。
「久しぶりに見に行くのが不安」
「遠方に住んでいて状況が分からない」
「特定空家等に該当しないか心配」
「今はまだ売却するか決めていない」
そのような段階でも構いません。
問題が大きくなってからでは、選べる方法が少なくなってしまうこともあります。
「まだ大丈夫」と思える今のうちに、ご所有の空き家の状態と今後の選択肢を一度整理してみませんか?
早めの管理と相談が、大切な資産を守る第一歩になります。
LIFUKU福山売買センターでは、査定価格だけでなく、その根拠についても分かりやすくご説明させていただきます。
不動産売却の第一歩は、「正しい価値を知ること」から始まります。
物件の査定から活用方法のご提案、その際のお手続きなど、誠心誠意お手伝いさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。

◆=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=◆
LIFUKU福山売買センター
中国バス不動産株式会社
江草 澪
TEL: 084-999-3603
住 所:福山市御幸町上岩成856-1
◆=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=◆





